放射線技師の就職&転職先にはどんなところがある?

こんにちは! ボッチは現役の放射線技師です。正確には『診療放射線技師』といいますけどね。ボッチは今まで6回ぐらい転職を繰り返しています(^^ゞ

大学病院、中規模病院、整形外科、検診団体、精神病院、内科診療所などの就職(転職)経験があります。その経験ふまえて、それぞれの病院の特徴などアドバイスしたいと思います。

あくまでもボッチ目線なので参考程度にしてくださいね(^^) ここでは就職&転職の斡旋はしてないので!勘違いしないで下さいね! コネもないし。

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目次

大学病院に勤務してみた感想

ボッチが最初に勤務したのは某私立大学病院。ま、放射線技師デビューというやつですね。特徴というか何というか…技師が50人ぐらいいたので、人間関係がメンドイところでしたよ。さらにクソ忙しいので場の雰囲気が殺伐さつばつとしてくるのね(^^ゞ

一般撮影、CT、MRI、消化管撮影、血管撮影、放射線治療などの部門があり数ヵ月ごとにローテーションさせられます。これもメンドイですね。

ボッチ的には大学病院に勤務するメリット?は大学病院勤務という肩書がつくことと、最新の機器に触れることができること、そこそこ退職金がよいことぐらいですかね(^^)

検診団体に勤務してみた感想

とにかく検診業は朝が早いことです! 朝5時起きなんて毎度のことです。それにレントゲン車で現地まで移動します。それを定年まで続けますか? という話ですね。

近頃では会社検診が減ってきているので検診業だけで生き残るのは非常に難しい状況です。年々検診規模が縮小していて、レントゲン車も技師の数も減っていっているのが今の実情ですね(^^ゞ 

はっきいりいって将来性が期待できないので検診業はおすすめしません。ボッチも早めに退職して正解だったと思ってます。

精神病院に勤務してみた感想

これは人間の闇の部分を見ることになりますわ。人間壊れたらこんな感じになっちゃうのか…と考えさせられます。『深淵を覗くとき、深淵からもこちらを覗いている』と誰かが言ってたっけ…まさにそれ!

給与はよかったんだけどね、1年で辞めちゃいました(^^)

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整形外科に勤務してみた感想

ボッチ的には毎日骨の撮影ばかりでつまんないです。はっきりいって飽きちゃいます。お金のためと割り切ればいいのでしょうが(^^ゞ

若いうちに就職しなくてもよいかな。定年後の再就職候補でよいと思います。

小中規模病院に勤務してみた感想


ボッチが勤務してたのはベッド数120庄、技師数4人(ボッチも含めて)の小~中規模病院。一般撮影、消化管撮影、血管撮影、CT検査などがありました。

それらを1週間でローテーションするので、半年もするとオールラウンドに撮影できる技師になります。給料はよいとはいえませんが、いろいろ勉強になりましたね。その時の基礎知識が今でも活かされています。

小~中規模病院をおすすめしているわけではありませんが、ボッチ的には撮影技術を磨くのにはよい環境でした。一般撮影、消化管撮影、CTは転職する際に最低限必要なものですからね。

診療所に勤務してみた感想

診療所の最大の特徴は入院設備がないこと。ボッチが病院を辞めた理由に入院患者(とくに癌患者)の撮影をしたくないというものがありました。

診療所は暇なところだと日に1件も撮影がありません。もうね時間をつぶすのに苦労しましたよ(^^ゞ 今務めてるのも診療所なんですが会社検診、市検診、CTなどの検査もあるので丁度よい仕事量ですね。

このような診療所では臨機応変に対応できる技師が必要になります。とくに必要なのは撮影技術よりも読影力ですね。ボッチはそこそこ読影できる技師なので問題ありませんが(^^)

まとめ

いろいろなタイプの施設を紹介しましたが、あくまでボッチの感想なので参考程度にして下さいね。

ここでは書いてはいませんが医療機器メーカーに就職するパターンもあります。医療機器の販売または機器修理メンテナンス等に携わるパターンですね。

国公立の病院、保健所に就職するパターンもありますね。その場合公務員のなるので退職金はよいです。ちなみに市立病院の技師長クラスでは年収800万前後になるそうです。

ボッチが放射線技師になって1つ残念なことは独立開業できないこと。将来的に独立開業を目指すのであれば鍼灸師なんかもよいと思うんですけどね(^^)

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